News
十勝のスポーツバイク専門店| カクイチ・ヴェロ Kakuichi Velo > ブログ > チェジュ島サイクリングに行ってきました♪その①

チェジュ島サイクリングに行ってきました♪その①

これはあくまで<出張>報告であることを念押ししておきます。

10月後半から閑散期に入り、商売も泣かず飛ばず。店にこもっていても暗い気分でちっとも楽しくありません。

自転車を嫌いにならないためには、乗って楽しまないとバランスが取れないわけです。

そこで、沖縄サイクリングにも行ったことのない私ですが、いっそよその国、しかも逆車線の国で海を眺めるサイクリングしに行って見よう!そう思い立ったわけです。

近くて遠い国、東洋のハワイ、韓国の済州(チェジュ)島へ行ってきました。

チャングムが島流しにあった島…といえば分かるかたも多いはず。

今回バイクはリムブレーキのドマーネSLRにしました。

ディスクブレーキでもいいのでしょうが、何かと初体験なので余計なトラブルに合わないよう何事もシンプルなものを選択し、遠征用にも使われているバッグ、SICONのエアロコンフォート3.0に収納しました。

実は私、輪行についてもほぼ初心者。20年前にJALでマウンテンバイクを輪行して関西に行ったきりです。

このバッグ、ハンドルバーを外さず、曲げもせずにそのまま入る点は良いのですが、付属のリアディレーラーガードは、フレームエンド部と合わないため使用せず(多分これに合うフレームは限られます)。リアディレイラーごと外して梱包。そもそも台の高さからしてショートゲージのディレーラーにしか合わないでしょう。

さすがイタリア、気を利かせたとこまではいいけどまだまだ作りが甘い! しかし、こういう勝手も実際に旅してみないとわかりませんね…

さて、旅程ですが日曜夜の最終便で帯広から羽田へ。すでに羽田→成田のリムジンバスはないため、モノレールで浜松町、乗り換えてJR山手線で東京駅まで移動。

実はこの旅での最大の難所は、韓国ではなく東京だったように思います。 

下の写真のような荷物で、JRに乗り換え、日曜夜とはいえ山手線で移動する…昔自分も7年東京都内に住んでいましたが、こんな大きい荷物の人を電車では見たこと無かったです。

でも私、パリの地下鉄でソファーベッドを運んだことがあったけかな…。

日本の駅ホームのエレベーターは、荷物もない人たちがさっさと占有して先に行ってしまうし、乗り換えの階段にも手こずりました。

山手線の車両内でのスペース確保は冷や汗もの。

2020東京オリンピック、日本はこんなんでいいんでしょうか!?

その夜はカプセルホテルに一泊。経費節減のためカプセルも初体験しました。

寝れりゃいい、確かに慣れればOKです。東洋、西洋の女性も利用してました。異国の地でカプセルホテルとは頼もしいですね。

翌日リムジンバスで成田。大韓航空の直行便で済州へ(現在、チェジュ島への直行便は成田と関西空港からしかありません)。

大韓航空では、CO2ボンベの持ち込みは許可されていませんが、自転車自体はエコノミーでも23kg以内なら無料です。私は現地での雨天も想定してウエア類も3パターン用意し詰め込んだので、ギリギリの22.4kg。

もちろん破損しても保証はないとの免責事項にサインさせられます。そこは神に祈るばかり、LCCにせず大韓航空にしたのは、ナッツ姫のフラッグシップキャリアの威厳に期待してのことです。

ドマーネSLRは7kgそこそこなので、バッグ自体の重量が重いのと、念のための小型輪行バッグなど荷物が多すぎなのか。もしこれでアルミロードだったら超過していたかもしれません。

これは別の飛行機、イメージ画像です。

およそ2時間50分の空の旅で、済州空港に到着。新千歳空港よりは小規模ですが、外国人客の多さと国内便の賑やかさは相当なものです。

宿代を含めて2万円だけ換金して、ジャンボタクシーへ。

すっかり浮き足立っていて、写真は撮りませんでしたが、フルスモークの高級バン。バイクを積んでもらって、旧済州市にあるホステルへ。15,000ウォン、およそ1500円でスターを乗せるような高級車に乗れたので、それはそれで満足。

今回お世話になったマロ・ホステル。3時前に着いてしまい、フロントは無人でしたのでバイクと荷物を置いて、すぐ向かいのセブンイレブンへ。

中のテーブルに座って、バナナウユ(牛乳)を飲みながら、宿主の到着を待ちます…

(次回へ続く)