ABCでE気持ち♪
「ABC キャンペーン」をご存知でしょうか?
ABCと聞くとオッさんはついつい「恋のABC」とか、
「ABC、ABC、ABCD~E気持ち♪」(沖田浩之)とか口ずさんでしまいます…
「ABC キャンペーン」とはトレックの提唱する安全に関する<ABC>のことです。
A=ALWAYS ON
昼でも夜でも、前後にライトを
B=BIOMOTION
体の動くパーツを目立たせよう
C=CONTRAST
日中と夜間に適したギアを選ぼう
当店でも昔からお客様にお話ししてきました。
自転車の自分はフロントライトをしっかり点灯していても、実はクルマからは見られていない。いや、認識されていないのだと。
優先道路を走る自分、左手の一時停止のクルマが自分を見て止まるだろうなぁ〜と思うと、実は見ていない。
私は夜間、フロントに高輝度LED、バルブにLEDライトで一際目立たせて走っていても、一時停止のフリをしたクルマに突っ込まれそうになった経験が幾度もあります。
クルマの運転手は右手からくるクルマのヘッドライトを探しているのであって、自転車の小さなライトが視界に入っていても脳で自転車がいるとは認識しない。
あるいは、自転車は遅いから先に行けると決めつけている場合も少なくないでしょう。
私たちは世の中に、自転車=サイクリストという存在が認められていないという前提で行動すべきではないでしょうか。
今回は珍しく真面目なことを書いてしまいましたが、現実はクルマだけが悪いわけではありません。
安易な流行りで安価な<ローバイ>が増えた分、信号無視、一時停止無視、赤信号で自動左折… 自転車の交通マナーは全体的にかなりひどくなっています。
レッドカードを出してやりたい自転車(サイクリストと呼ぶに値するかどうか迷います)が街には呆れるほどたくさんいます。
安全はサイクリストだけでは実現しませんが、クルマや歩行者の立場を理解し、まずは自らができることを始めるしかありませんね。
(ローバイ、ローバイ…って、何を慌てているのかと思ったらロードバイクを略していってるんですね。何か居心地が悪いのは私だけでしょうか)
(ヴェロテン)